ご紹介するのは「セメント」です。
セメントは灰色の粉末で、水や液体を混ぜることで接着したり、固まったりします。
セメントは何からできている? 建築材料として用いられるセメントにはいくつか種類があり、もっとも多く使われているのが「ポルトランドセメント」です。
ポルトランドセメントは、石灰石や粘土などを混ぜて焼いた「クリンカ」に石膏(せっこう)を加え、粉末状にしたもの。 乾燥後の色や硬さといった性質が、イギリスで産出される「ポルトランドストーン」に似ていることから名付けられましたそうです。
コンクリートやモルタルはセメントから作られる 先ほどご紹介した通り、セメントは粉末状の素材であり、そのままでは材料として使うことはできません。水などを加えて加工することによって、初めて使用できるのです。 セメントに砂利や砂などを入れて加工したものが「コンクリート」や「モルタル」と呼ばれます。
つまり、セメントはコンクリートやモルタルを作るための一次加工品と言えますね!
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